製品情報

　これまでこの地で先祖代々から暮らしてきた土地のオーナーが、そのままの状態で維持管理していくことが難しく、かといって売り払って全く変貌させてしまうのも忍びなく、好ましい町作りのプロトタイプを提案したいと言うことで始まった計画です。
　敷地は前橋市の北のはずれ、群馬大学の東方、国道１７号線をはさんだ反対側に位置した空気と水のおいしい風景の中にあります。歩いて５分の所に大きなスーパーがあるというのに、初夏には蛍が見られる好環境で、近くに格安の貸し農園もオーナーの好意で用意されています。
敷地の南側にはモデルハウスもかね、オーナーの妹さんのご家族の家が、先行する形で建っていて、分譲予定地の方に配慮して平屋建てです。また、南東の奥にはオーナーの家族のための家が建つ予定になっています。
　分譲予定の土地は家庭菜園(オプション)も作れるようにと75坪程と少し広めです。
建物は通し柱を並べて接着したような厚み１２㎝、幅４５㎝の大きな無垢の木の板壁（集成材）で構成されており、内外はその木がアラワシとなり、植物性オイルが塗られただけのまさに健康住宅そのものです。これは、結（ゆい）設計が独自に開発してきた木造（集成材）壁式工法（ＦＭ工法）住宅で、事例も全国に現時点で10棟あり、みなさん快適に暮らしていただいています。（軽井沢の家、大原の家、前橋の家、四条畷の家）今回これまで蓄積してきたノウハウを注ぎ込んだ新しいタイプの木の家の分譲戸建て住宅群です。
　南側の外観は一つの街並みを形成すべく、３戸とも意図的に似たような屋根形状としていますが、間取りはそれぞれ異なっています。また、基本プランは提示の通りですが購入者が決定次第、間取りの修正は可能です。